『Scenery』(1976年)、『Mellow Dream』(1977年)で知られる伝説の北海道出身のピアニスト福居良による2015年の遺作『A Letter From Slowboat』が祝再発!「昨日よりは今日、今日よりは明日、少しでも上手くなるように」ピアノと向き合い数々の名曲を生み出した氏による永遠の名作。 ... 詳細
初期の2作品『シーナリィ』と『メロウ・ドリーム』が高く評価され、今やその名は世界のジャズ・リスナーが知るところとなった本作『A Letter From Slowboat』は2015年、実に16年ぶりに制作されたリーダー・アルバム。録音は、福居も実力を認める有望なふたりの若手とともに、ホームであるライヴ・ハウス<スローボート>で行われた。
「Sonora」に滲む抒情、「Stella By Starlight」を包む詩情、「Speak Low」に溢れる躍動。タッチはより力強く、情感はより深く、香りはより豊潤に。
「昨日よりは今日、今日よりは明日、少しでも上手くなるように」。この思いを胸に40年間ピアノに打ち込んできた福居。
ここにはその40年間の集大成が鮮やかに記録されている。遺作であることの重みを除いても、純然たる名作である。
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まさか福居良がこのような音源を残していたとは。1977年6月8日録音の完全未発表ライヴ音源である。 録音は札幌のライヴハウス<びーどろ>にて、福居の『Scenery』と『Mellow Dream』を手掛けたプロデューサー、伊藤正孝によって行われた。 まさにあの時期の福居トリオの演奏であるが、同時に、スタジオ録音作品にはない圧倒的な熱量と鮮度があり、エキサイティングなことこの上ない。 16分に及ぶ鮮烈な「Mellow Dream」は言わずもがな、躍動する「Speak Low」、艶やかに紡ぐ「Body & Soul」、疾走する「Love For Sale」、重厚な「Mr. P.C.」、零れ落ちる「My Foolish Heart」と、熱に浮かされたような圧巻の演奏である。 当時、このライヴから抜粋した音源がトリオ・レコーズ本社で認められ、セカンド・アルバム『Mellow Dream』制作の運びとなった。あらゆる意味で貴重な音源である。
尾川雄介(UNIVERSOUNDS/Deep Jazz Reality)
the pleasure in listening to this was vast an unreleased trio recording by ryo fukui during these times of global pandemics this is the healing force we all need
この作品を聴く何よりの喜びは、福井良トリオの広漠な未発表音源を聴くことが出来る事。 世界的パンデミックという時の中で、本作こそ私たちが必要とする癒やしだと思います。
Gilles Peterson (ジャイルス・ピーターソン)
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『Scenery』(1976年)、『Mellow Dream』(1977年)で知られる伝説の北海道出身のジャズ ピアニスト福居良による「Ryo Fukui in New York 」初アナログ化!!代表曲である「Mellow Dream」の再演も収録したスタンダードナンバー中心の名盤!!お見逃し無く!
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